レビュー:The Handy
The Handyはノルウェーの会社が開発した「ピストン式の電動アダルトグッズ」です。これまでは個人輸入が必要だった電動オナホですが、現在は公式代理店がAmazonで販売しており、簡単に入手することができます。価格も同系統の『A10ピストンSA+PLUS』に比べると大幅に安く、初めての方にも手に入れやすい電動アダルトグッズとなっています。
The Handyの良いところ
The Handy最大の強みは高速ピストンとストローク幅の長さ。
A10ピストンSA+PLUSはホールが伸び縮みする構造になっているのに対し、The Handyはホールそのものが上下するため、よりリアルかつ高刺激が味わえます。
駆動音もかなり静かで布団を被り、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンを付ければ駆動音は一切聞こえなくなります。
改造ありきな電動オナホ(後述)ではありますが、一般的なオナホを装備するための改造、ハンズフリー化の改造を施せば現時点で「最強の電動オナホ」と侍は格付けしています。
The Handyの悪いところ
デフォルト状態では残念極まりない、改造ありきな電動オナホであることです。付属のホールもクオリティが低く、使い物になりません。
本体自体は軽いので手で押さえながらも使用できますが、かなりトルクがあるのでガッチリ押さえないと反発で本体が暴れます。それでは煩わしいので固定したいところですが、正式な固定グッズも特にないのでハンズフリー化にはDIYが必須です。
機能的な話で言うと、最高速は圧倒的ですが、最低速度はA10ピストン+PLUSに劣るという特徴があります。
結局、買いなのか
改造できるかどうか次第です。
正直なところ改造には手間がかかります。材料を買い揃え、自分の手を使って色々作らないといけません。その労力に報いるほどのリターンはあると思いますが、面倒くさいことは確かなのでそこが検討材料になると思います。
ただ一応伝えておくと、これまでA10ピストンSA支持者だった侍ですが、The Handyに好きなオナホを装着できるようになってからは、完全にHandyくん支持者になりました。
The Handyの固定・ハンズフリー化
先に必要な材料を列挙すると以下(多い)。
- モニターアーム:(1個)
- カメラレンズマウントリング:(2個)
- カメラプレート:(1個)
- ボトルホルダー:(1個)
- 取付金具(短):(1個)
- 取付金具(長):(2個)
- ナット(M5):(5個)
- ネジ(M5×20):(1個)
- ネジ(M5×10):(4個)
- ネジ(M3×8):(4個)
- 滑り止めスポンジ:(1個)
- ボンドG17接着剤:(1個)
- 金属切断用ノコギリ:(1個)
- マジック結束バンド:(1個)
※カッコ内の個数は改造に使用する実際の数です。ネジは同じ規格であれば大丈夫だと思います。ちなみにニッパー・ペンチ・レンチなどの基本工具も使います。
なお本記事で紹介するレシピですが、ネジなどは自宅にあったものを使用したため、掲載写真と上記商品では見た目が異なるものがあります。また既に改造が済んだ状態の写真になることもご了承ください。あと改造自体も自己責任でお願いします。
①カメラマウントリングの取り付け
カメラレンズマウントリングを2個用意し、カメラプレートに固定します。実際にThe Handyをあてがいながら、カメラマウンリングの位置を調整してください。
ちなみにカメラプレートにはもともと4つのネジ式固定具が付いていますが、2つは不要なので取り外しています。
②滑り止めスポンジの貼り付け
カメラマウントリングの内側に滑り止めスポンジを良い感じのサイズにカットして接着剤で貼り付けます。
カメラマウントリングの内径がThe Handyよりもわずかに大きいため、そのままだと駆動時に本体がズレてしまいます。
③VESAプレートの取り付け
モニターアームに付属している2枚のVESAプレートを重ね合わせ、ネジ(M3×8)で4ヵ所ネジ止めします。
VESAプレート1枚の「への字」に曲がった耳をペンチを使って気合いで水平にします。(無理な人は省略可。ただし、ネジ止めは出来なくなります)
水平にしたら、カメラプレートにG17接着剤を塗り、VESAプレートを固定。ネジ(M5×20)とナット(M5)でカメラプレートとVESAプレートをネジ止めします。※G17接着剤は完全固着まで24時間かかります
④ボトルホルダーの加工
ボトルホルダーを用意し、先端を金属切断用ノコギリで切り落とします。
切り口が鋭利になっているので必要な人はヤスリを購入して滑らかにしてください。
⑤駆動部のベース制作その1
取付金具(長)を2本用意し、ニッパーで良い感じの長さにカットしたものを3つ、駆動部にはめ込みます。
なお、はめ込む際は写真のようにネジ(M5×10)を2本仕込んでおいてください。はめ込んだらG17接着剤で固定します。
ちなみに当初は本体に接着剤を付けることを懸念し、結束バンドで固定していましたが、行為の真っ最中にズレまくるという結果でした。G17接着剤は完全固着すると写真のように茶色になり物凄い強度になるため、本体に直接接着剤を付ける方向でやりました。
⑥駆動部のベース制作その2
取付金具(短)を写真のように乗せます。
⑦駆動部のベース制作その3
ボトルホルダーを被せ、ネジ(M5×10)とナット(M5)で手を使って仮止め固定します。
中2つのネジは空転しやすいので細長いものでネジを押し上げながらナットを回すか、The Handyを逆さまにして回すと締まります。最後にトルクレンチ、モンキーレンチ、ペンチ等でしっかり締めます。
これで完成です。お疲れさまでした。
The Handyにフレッシュライトを装着
通常のフレッシュライトよりも少しコンパクトな設計になっている「フレッシュライトGO」の装備したパターンです。
「フレッシュライトGO」の持ち手の突起をボトルホルダーに引っ掛け、マジック結束バンドでしっかり巻いて固定すれば完成。
なお、フレッシュライトGOが安定稼働することは検証済みですが、通常のフレッシュライトは装備したことがないのでどうなるかわかりません。一応フレッシュライGOのラインナップとしては以下となります。
The Handyで一般的なオナホールを使う方法
一般的なオナホを装備する方法です。ただし見てくれは「最悪」なので覚悟してください。
※あくまで装備することを優先した結果です(許してくれ)
必要なものは以下。
- ペットボトル
- 結束バンド
①ペットボトルを加工
The Handyに装着したい、オナホールのサイズに合わせて適当なペットボトルを用意します。
ペットボトルの底をくり抜き、側面に深めの切り込みを1本いれます。
②オナホールをペットボトルにセット
オナホをペットボトルに入れ、マジック結束バンドで強めに固定します。
ポイントは挿入口は緩く、お尻部分でがっちり固定すること(掴むようなイメージ)。ちんぽこを放り込むとオナホは膨張するわけですが、入口付近のスペースに余裕を持たせないとギチギチで挿入感が変わってしまいます。
安定性を重視して入口部分も固定したい場合は輪ゴムをセットすると良いでしょう。
ちなみに写真のオナホは「ふわひだヴァージンループストロングピッチ」です。400g前後のオナホなら恐らく安定稼働すると思います。名器の品格などの重量級は試したことがないので不明
「激フェラ バキューム AIKA」を装備したパターンです。やることは一緒。
モニターアームにセットして天国へ
最後にモニターアームにThe Handyを装着し、自分の息子を使って高さを調整してください。
以下は実際に「フレッシュライトGO」を装備して連動しているところです。
番外編:The Handyにディルドを装備する
番外編はThe Handyにディルドを装備する方法です。工夫次第で女性やふたなり好きの方も楽しめるようになります。
吸盤式のパターン
上記写真は、100円ショップなどで売っているスチール缶の灰皿をベースに、吸盤式ディルドを取り付けたものです。
The Handyの駆動部分(赤線)にいい感じにカットした滑り止めスポンジをセット。缶の底裏にシールが貼ってる場合は綺麗に除去し、体重を乗せながらディルドの吸盤を缶に押し当て固定します。缶をマジック結束バンドでガッチリ固定すれば完成。
一応、しっかり固定すれば連動しても外れないのも確認済みです。テストで使ったディルドは「一本ディルド」です。恐らく吸盤式のものであればお好みの物でも大丈夫だと思います。
固定ホルダー式のパターン
「固定ホルダー」を購入し、可動部のベースにネジ止めすればバイブ等、棒状のものは基本的に装備ができると思います。
まとめ
電動アダルトグッズ『The Handy』のレビューと固定・ハンズフリー化の方法を紹介しました。
The Handy自体のポテンシャルは素晴らしいものの、デフォルト状態だと何かと残念な電動アダルトグッズであり、ハンズフリー化にもDIYが必要です。
正直なところ、「面倒くさい」と思った方も多いと思います。そういった方はThe Handyの固定具を自主開発し、販売されている「ジーコの工房」もチェックしてみてください。
いずれにしてもThe Handyをハンズフリー化できれば最強の電動オナホールになりますので、ぜひエロい熱意をもって改造に取り組んでみてください。